タチウオの釣り方
時合としては日没から数時間がベストタイムです。日が沈みあたりが薄暗くなってきたら釣り開始です。初心者の方におすすめなのは電気ウキを使ったウキ釣りでしょう。ここでは簡単な仕掛け・釣り方・釣り場探し等を説明します。まず、仕掛けは下のようになものを推奨します。 |
竿は 磯竿の3号程度または投げ竿の3M以上のもの。初めての方なら、投げ竿で十分だと思います。 リールは4号糸が巻いてあるものがあれば十分でしょう。普段投げ釣りで使われているものでいいと思います。 電気ウキは1.5号くらいのものでいいと思います。 ハリはタチウオ専用の針が市販品でありますのでそれを使用します。(図2参照) 1本から4本くらいまでありますが2本くらいが使いやすいと思います。 道糸と市販のハリはスナップつきサルカンでつなぎます。 サルカンのすぐ上にケミホタルを取り付けます。(図3参照) この仕掛けの場合基本的にはオモリは不要です。オモリがないほうがエサがゆらゆら降りて誘いになると思います。 仕掛けの作り方として 1 道糸にウキ止めを通す 2 シモリ玉を入れる 3 電気ウキを通す 4 スナップつきサルカンを道糸に結ぶ 5 市販仕掛けをスナップに取り付ける 6 ケミホタルを取り付ける で完成です。 それでは今度は釣り方について説明します。エサは冷凍のキビナゴか小イワシでいいでしょう。エサの付け方は2本バリの場合1本は目玉かその付近に、もう一本は背中の硬いところに刺してください。 (図4参照)
仕掛けを投入します。 アタリがなければ 少しづつ(2メーター)竿をゆっくりあおり手前に寄せます。竿をあおる事でエサが一度上に上がり、またゆらゆら落ちるので誘いになります。 但し余り強くあおるとエサが外れますので注意してください。 アタリが有ったらすぐにあわせてはいけません。比較的捕食が遅いので アタリが有ったら食い気を促す為に、軽く竿を立てて糸をハリエサにアクションをくわえますます。こうする事でエサが逃げようとしていると思い捕食が進みます。場合によっては更に数回繰り返します。このときに余り大きくアクションを起こすと逃げられますので注意しましょう。しばらくおいて 大きくあわせます。後はゆっくり手前に寄せて 最後は抜きあげます。 ハリは必ずペンチなどではずしましょう。 最後に釣り場の探し方ですが 基本は水深が2メーター以上あること。タチウオは立って捕食する為最低でもそれくらい必要です。昼間に 小イワシやサヨリ・小アジなどが釣れている事。あと 常夜灯などがあれば申し分ありません。広島周辺だと大方の波止やバースで釣れると思います。タチウオがよく釣れるポイントには、夕方トローリングの船が出ていたりします。目の前をゆっくりゆっくり動いている船がいればそれです。 以上参考にして タチウオ釣りにチャレンジしてみてください。 |